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2011.10.02 Sunday
9/28〜10/2 OJT研修 in 高知 5日目
10月2日はOJTの5日目。 早朝バードウォッチングは、下津井橋から国道439号線を吊り橋方面まで歩いて往復。 小声で「ホーホケキョ」とさえずるウグイスのぐぜりのような鳴き声を聞いて驚く。 どうやら若鳥の練習鳴きか? 下津井橋まで戻ってきたところ、「キャララ・・ララ・・ララ」という けたたましいヤマセミの鳴き声。橋の上から上流側を見ると4羽のヤマセミが 鳴き交わしながら上流方面に飛んで行った。 朝食後、森の番小屋に移動して、人を寄せ付けない急傾斜の谷を沢登りして 四万十ヤイロチョウの森の第一営巣谷を視察。 その後、観察小屋前で巣箱の掃除に向かった。 5月2日に設置した2つの巣箱には、おそらくはムササビかモモンガが スギの皮を細く砕いた巣をつくっていた。 佐々木さんが6メートルのはしごを登って 自分でつくったブッポウソウ用の巣箱を設置した。 今回は八色和紙染めの時間はとれなかったが、 最後に画用紙に思い出に残った絵を描いて説明して5日間の研修を終了した。 全5日間を終了した佐々木和之さん、前半の2日間だけ参加された鹿児島の永井恭子さん、 後半の3日間だけ参加された石川県白山市の青山輝久さん、お疲れ様でした。 最終日のこの日、研修生2人は窪川14時1分発のJRに間に合わすために、 土佐大正13時21分発のJRで帰ることになりました。 牛小屋跡地を八色山荘に改修していって、杉板をはったり、 ベニヤ合板を張ったり、新たに窓枠も作られましたよ。 明日の午前中にはほぼ完成させて(?)大阪に帰られる予定です。 たきたろう 2011.10.02 Sunday
9/28〜10/2 OJT研修 in 高知 4日目
10月1日はOJTの4日目です。 午前中は青山さんと佐々木さんの研修生2人で 下津井〜下道のウォーキングトレイルで鳥類調査。 8時にめがね橋を出発して、森の番小屋に12時30分に到着。 途中、青山さんが外来種のガビチョウを見たとか。 佐々木さんは、トレイルの上で死んでいたという子ダヌキの写真を撮影。 お昼は向かいの中平さん奥さんよりいただいた 『チラシ寿司』をおいしくいただきました。 午後はミミズを掘って、ボートからブラックバス釣りにチャレンジ。 結果は残念ながらボーズ。 午後3時頃、大阪自然環境保全協会より、高田会長、新保夫妻、 宿毛出身で高校の英語講師をしているという若い鎌田さん(32歳)が車で到着。 さっそく、牛小屋跡地(高田会長命名の八色山荘)の修復作業に着手され、 午後6時頃まで汗を流されました。 夜は、研修生2名、スタッフ2名(中村、津田事務局長)、 大阪自然環境保全協会のメンバー4人の合計8人が西村旅館に宿泊。 大きな天然アユの塩焼きに、ツガニのボイル、カツオのタタキなどの 豪勢な食事を堪能。(写真を撮るのを忘れてしまった、残念!) 「好きな生き物は何?」という自己紹介から始まって、夜遅くまで歓談しました。 2011.10.01 Saturday
OJT研修 番外編:子だぬき
10月1日、朝8:00〜12:30 めがね橋→下道 ウォーキングトレイルを歩きました。 序盤で、亡くなったばかりの子だぬきに出会いました。 外傷はなく、どうして死んでしまったのか? 分かりませんでした。 OJT研修生 佐々木和之 2011.09.30 Friday
9/28〜10/2 OJT研修 in 高知 3日目
今日は金沢から新たに加わった研修生の青山輝久さんを迎えて、 午前中は四万十町の遠山の湿地の植物学習会に参加しました。 案内は、生態系トラスト協会の副会長で遠山の自然を守る会の会長でもある 池田十三生さん(現在『森のしずく』に四万十町の巨樹シリーズを連載中!)と、 四万十川流域の植物を『森のしずく』に連載していただいていた 元牧野植物園の鴻上泰さんを先生に、総勢30人近い参加者が 絶滅危惧種のミズトンボなど熱心に湿地の植物について学びました。 *遠山湿地の秋の花・ミズトンボ(絶滅危惧種) *遠山湿地の秋の花・シロホシクサ 午後からは、森の番小屋前でブッポウソウ用の巣箱作りにチャレンジ。 見事に愛情のこもった巣箱が完成しました。 *まず、板を切るところから始まります。 *ブッポウソウ用の巣箱が完成しました! 2011.09.29 Thursday
9/28〜10/2 OJT研修 in 高知 1日目
*ヨン様のような?メガネをかけたわたしも写っています。(・・アンパンマンに見えますが:笑/しら) 28日、今回のグラウンドワークOJTの1日目の研修生は、 滋賀県大津市と鹿児島市から参加された佐々木和之さんと 永井恭子さんのお二人でした。 午前中は森の番小屋でヤイロチョウの保護活動や 生態系トラスト協会の活動についてポプラ社の本などを教材に学習。 午後から四万十ヤイロチョウの森をダバから一望した後、 観察小屋や、最初に取得した森などに出かけました。 夏鳥が去って寂しくなった森では、ヤイロチョウもアカショウビンも鳴かず、 留鳥のモズの高鳴きが響き渡っていました。 天国のようなと評された下道銀座の椅子に腰かけて、 ヤイロチョウの森をバックに休んでいるのは、 左から佐々木和之さん、永井恭子さん、スタッフの津田信彦さんです。 四万十ヤイロチョウの森では、 産毛が生えたようなこんなキノコも見つけました。 たきたろう 2011.09.20 Tuesday
カンタロウはすごい!!
カンタロウはすごい! 動画 ↓ カンタロウなどのミミズを主食にしている。 ダム湖に生息する魚類も大好物では?・・・ということで、 9月10日にグラウンドワーク・インターンシップOJTに参加した メンバー10人が、ウォーキングトレイルで餌になるミミズを探した。 色がピンク系で体の小さなふつうのミミズの他に、 この地域には体長が40センチ、体の直径が2センチくらいに育つ、 地元では「カンタロウ」といわれる巨大ミミズが生息している。 しかも、地元の人の話によれば、体が青色に光り輝くアオカンタロウ(写真1)と、 体に光が少なく環状の縞が明瞭なシマカンタロウ(写真2)と 呼ばれる2種類がいるという。 (*ミミズ博士になった南谷幸雄さんの調査では、 さらに数種類のカンタロウが発見されているらしい) 〈写真1〉 〈写真2〉 そしてこの時、スタッフのしらさんが、アオカンタロウを片手に 撮影を始めたのがこの動画だ!! あまりの迫力に『カンタロウはすごい!!』と叫んだ わたしたちの声をタイトルにしてユーチューブに送りました。 この画像を見たみなさんも、きっと『カンタロウはすごい!!!』と 思われたことでしょう。 えっ、カンタロウを手づかみしているしらさんが さらにすごいですって?・・・同感ですよ。 たきたろう 2011.09.15 Thursday
番外編 2
わぁ〜、あれ何?! 番小屋の近くの畑には生首が・・。 研修生はみんなビックリ! 私も初夏に田んぼのあぜ道に この首が一列に並んでいたのには驚きました。 村の人に聞くと、これはノウサギ除けなんですって! 夜、ノウサギが土から出ているこの生首に 驚いて逃げていく姿を想像したら、何だかかわいい〜♡ 2011.09.14 Wednesday
天狗高原 出会った花や生きものたち
ここでは紹介しきれなかったお花や生きものたちを紹介します。 研修生のみなさまも、研修期間中のいい写真、笑える写真などあれば このブログで紹介しますので、ぜひこのメルアド sira@yacht.ocn.ne.jp まで写真などをコメント付きで送ってくださいね。 大きな声で「チョットコイ、チョトコイ」と鳴いていたのは、 このコジュケイです。天狗高原に向かう道を横断していきました。 北陸にはいない鳥なので、いつも声が新鮮です! 明るい黄色の花、アキノキリンソウ。 天狗高原の岩に貝のようにくっついていた赤いカタツムリ。 まるでこの場所が太古に海底だったのを彷彿させるように佇んでいました。 きっと珍種だと思います。 ハガクレツリフネは8月に見て覚えた花です。 葉に隠れるように咲きます。 アキチョウジ まだ咲いてくれていたオオナンバンギゼル。 ササ類に寄生する植物。これも8月に初見の花でした。 クロヒカゲの集団。羽色の濃い方が♂です。 今回は森の中でたくさん飛んでいました。 天狗高原の道路で虫を捕らえていた6羽のキセキレイ。 サンゴ状の見事なキホウキタケ。 ウスタケの仲間かな。美味しそうに見えるよ。 トリカブトの仲間のシコクブシ? 白い花が鈴のように垂れて咲くヒナシャジン アケボノソウ、自然の中のデザインに勝るものはないな、と感じます。 ヤマジノホトトギスは花弁が反り返らない。 似た花ヤマホトトギスは花弁が反っています。 木が魚になっちゃいそう、カワラタケのきれいな模様。 新しいのできっと薬効が高いと思われます。 シオガマギク。 キク科のヒメヒゴタイ。この季節、とても目立つ花でした。 *森の小人のようにみえた小さなキノコたち。 9月の天狗高原を訪れるのは初めて。夏とはお花の種類も違って とても楽しめました。そうそう、霧の中サンショウクイの群れが 頭上を50羽近く鳴きながら飛んでいきました。 秋の渡り始めのようでした。 生きものたちの出会いは、いつも一期一会。 出会える時間を大切にしたい。 そして、私たち人だけが便利な社会を作るのではなく 他の生きものたちの命を尊重することが 我々が生き延びていける術なのだと感じています。 この日の夜、私たちも無事に金沢に帰り着きました。 たくさんの思い出をどうもありがとうございました。(報告:白川) 2011.09.14 Wednesday
天狗高原 光の輪
赤い朝陽がみるみる霧に吸い込まれていきます。
真っ白で何も見えなくなった霧の世界、 その中に浮かび上がってきた、今度は白い太陽。 天狗高原の天上では私たち三人の周りでコロコロと空の様子が変わり、 やがて目の前に現れたのは・・・・。 見たこともない美しく丸い虹なのでした。 よく見ると丸い虹の中には、三人の影が見えます。 真ん中で立ってる影が私。左がみどりで、右が会長です。 これは聞いたことのあるブロッケン現象ですね。 調べてみると・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 太陽などの光が背後からさしこみ、影の側にある雲粒や霧粒によって光が散乱され、 見る人の影の周りに、虹と似た光の輪となって現れる大気光学現象。 光輪 (グローリー、glory(英語))、ブロッケンの妖怪(または怪物)などともいう。 日本では御来迎(ごらいごう)、山の後(御)光、仏の後(御)光、 あるいは単に御光とも呼ばれる。これは、古くは阿弥陀如来が 『観無量寿経』などで説かれる空中住立の姿を 現したと考えられていたためである。 槍ヶ岳開山を果たした僧播隆の前に出現した話が有名。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 偶然とは云え、他に誰もいない三人きりで世にも珍しい 何とも美しいものを目の前で見たのでした〜☆ みんなの「いいじぃ〜」(金沢弁:笑)という声が聞こえて来そうです。 |
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