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2012.08.29 Wednesday
女子大生が番小屋を訪問〜☆
8月26日(日)、東京から奥四万十地域の観光資源について 視察調査に来られた跡見学園女子大学の篠原靖・ 観光マネジメント学科准教授と学生4人が、 高知県や四万十町の職員とともに、四万十 ヤイロチョウの森の「森の番小屋」を訪問されました。 「八色鳥森の家」で『四万十川にはヤイロチョウなどが生息して 魅力的な四万十の森が必要』というレクチャーをした後、 ウォーキングトレイルなどを案内しました。 森の中には花が少ない季節でしたが、町道の斜面には タカサゴユリの白い花が一面に咲いていました。 2012年8月26日 たきたろう
2012.08.29 Wednesday
世界遺産・屋久島への視察2。
*道路脇で毛づくろいする少し小さめの猿、ヤクザル。 とてもおとなしい性質の猿のようでした。 一日の中でもコロコロと天候が変化し、 時々スコールのような雨が降ったと思ったら晴れて来たり。 そんな屋久島は杉と苔が支配する島でした。 生きものはと言えば、ヤクシカやヤクシカ以外は目立たず、 森で溢れている割には生きものの気配が少なかったです。 *苔を食べていたヤクシカ。 *イソヒヨドリの姿はあちこちで見かけました。これは♀タイプ。 *キツツキの声がして探してみるといましたよ、亜種タネアオゲラ。 *すぐに飛んで行ってしまったウラナミシジミの仲間。 ツマベニチョウも見かけましたが 遠くで飛んでいて双眼鏡で確認しただけでした。 *濡れた地面の上では、より輝やいて見えたハンミョウ。 *林道で見つけた真っ赤なカニはサワガニの仲間でしょうか。 *人が入れないような深い森が続いていました。 *クワズイモの赤い実。 *私の背より高いクワズイモの大きな葉が、南の島を物語っていました。 私の家にもずいぶん前から友人からもらったクワズイモがあるので、 親しい友人に会ったような気分になりました。 屋久島のシャワーを浴びて、幸せそうに見えました。 標高の高い場所には縄文杉が、低い場所ではガジュマルの木が。 この見事なガジュマルの木の上で咲いていたのはサクラランの花。 *初めて見たサクラランは何て可愛いのでしょう。 屋久島でのツアーガイドは、生きもの対象ではなく 主に山登りが対象となったガイドのようでした。 世界遺産の島は、山登りをする若者たちの姿がとても多かった印象です。 いくつか施設の視察もしましたが、 島独特の位置や地形、縄文杉のことがテーマに語られていました。 床に杉のブロックを敷き詰めたセンターは個性的な床でした。 世界遺産の名前に惹かれて訪れる人も多いのでしょうね。 また、協会のビジターセンターや エコガイドの企画の参考にしたいと思いました。 しら 2012.08.24 Friday
ヤイロチョウ保護募金が始まりました☆
みんなの力で、生物多様性のための「トラストの森」を守っていきましょう♡ <お申し込みの方法> お送りくださるか、電話(088-841-5400 平日9:00~17:00)にてご連絡ください。 2. 協会より振込用紙と、ご希望の口数に合わせてヤイロチョウバッジ (1口 1000円 1個)をご郵送いたします。 3. 振込用紙が届きましたら、口数に合わせた金額をご入金ください。 *お送りいただく情報は、郵便番号、ご住所、お名前(ふりがな)、電話番号 今回の募金へのひと言コメント です。 2012.08.22 Wednesday
世界遺産・屋久島への視察。
*船から見えてきた屋久島の姿。 8月18日〜19日、第12回全国めだかシンポジウムin鹿児島に日本めだかトラスト協会の 事務局として参加した後、8月20日〜22日に世界遺産の島・屋久島に出かけました。 目的は、世界遺産に指定された屋久杉の森の保護対策・エコツアー・ 施設展示の状況などを視察することでした。 屋久島は海上アルプスと呼ばれています。なるほど、海岸線から一気に 2000メートル近い山岳が屹立していて、「毎日、島のどこかで雨が降る」と いわれるくらい雨が多く、人間が暮らすには厳しい地形・気候条件の島です。 *ウミガメの産卵場所となっている永田いなか浜。 この島の1000メールを超える山奥深くに、樹齢1000年以上の『屋久杉』と呼ばれる 巨木の森が営林局による戦後の伐採を免れて残されていました。 このように現在では国立公園の特別保護地区に指定されている屋久杉の 原生林の面積だけで1万ヘクタール近くあります。 この急峻な屋久島には人の歩ける道路はほとんどなく、有名な「縄文杉」まで 行くには車を降りて往復10時間は歩かなくては到達できないほどです。 (今回は時間の都合で別の地域にある「弥生杉」や「紀元杉」などを回りました) *ダイナミックな紀元杉。 屋久島の植物はコケ・シダ類などを見ると多様な印象を受けましたが、 その他の生物相についていえば、たとえば哺乳類の種類数がヤクシカ、 ヤクザルなどわずか6種類と、鳥類、両生類、爬虫類も非常に種類・数ともに 少ないという印象を受けました。(鳥類は、海岸民家付近でスズメ、イソヒヨドリ、 ハシブトガラス、シギの仲間、山林でカラスバト、キジバト、アオゲラ、ヤマガラ、 メジロ、キセキレイ、ヒヨドリを目撃したのみで、カエルは観察できず、 ヘビは一度だけカラスヘビのような種類未確認のヘビを目撃しただけでした。 *近くに現れたヤクシカ♂の姿。親子連れもあちこちにいました。 一方で島のいたるところで、まったく人を恐れないサルやシカに出会いましたので、 都会からここを訪れた人々は別世界に来たような気持になることでしょう。 彼らの食性を見ると、シカは豊富に地表を覆っているコケ類を食べていましたし、 サルは照葉樹の葉や木の実を食べているようでしたが、 いずれも天敵と思われる生物が見当たらないのが気になりました。 かれらは、いずれも子供を連れていましたが、数が増えすぎると、 やがてさまざまな問題が生じると考えられるからです。 こうした自然を案内する施設として、町営の屋久杉自然館では 展示を解説するガイドもいて評判が良さそうでした。 観光地化が心配されている屋久島ですが、地形条件が厳しいので、 プロの山岳ガイドが活躍している様子も散見されました。 *地元の人が磨いていた夜光貝は、アクセサリーになります。 *志戸子ガジュマル園の見事なガジュマル。 短い滞在時間でしたが、この経験を四万十ヤイロチョウの森の 保全活動に活かしていきたいと思います。 2012年8月22日 たきたろう 2012.08.19 Sunday
第12回全国めだかシンポジウム in 鹿児島2
8月19日(日)9時〜11時に、貸切バスで中原別荘より自然観察会で 20キロ離れた休耕田を活用したビオトープ「岳の池」を視察。
*湧き水が流れる段差のある休耕田『岳の池』には
小さな生きものたちがいっぱい!
*成見先生から生きものの説明を聞く参加者たち。
昼食後、13時〜15時まで宝山ホールにおいて
第22回めだかコンサートが開催され、
東日本大震災の被災地の釜石からの特別参加もありました。
最後に全員で「ふるさと」の歌を合唱し閉幕、
すべての日程が終了しました。
全国から参加された日本めだかトラスト協会会員の皆さま、 地元で全国シンポジウムの開催にご尽力いただいた
すべての皆さまに感謝!
たきたろう 2012.08.19 Sunday
第12回全国めだかシンポジウム in 鹿児島1
8月18日(土)13時〜17時、鹿児島市のかごしま環境未来館で 「第12回全国めだかシンポジウム」が開催されました。
開催に先立ち、午前中に日本めだかトラスト協会理事会が開催され、 事務局より中村滝男、白川郁栄が参加し、次年度に高知県で
「第13回全国めだかシンポジウム」を開催すること
などが決まりました。
*岩松会長からのあいさつ
*中村滝男事務局長からの報告
*「藤沢めだかの学校」の渡部かほり会長からの報告
*たくさんの人で会場は満席となりました。
シンポジウムには14都府県より約150人が参加し、
『休耕田活用ビオトープの意義』と題する成見和總氏の
基調講演が行われました。続いて事例発表が行われ、
日本めだかトラスト協会の中村滝男事務局長より
『日本めだかトラストの13年〜次世代へ語り伝えたいもの〜』、
藤沢メダカの学校をつくる会の渡部かほり会長より
『藤沢めだかの学校をつくる活動』、
北九州市環境局環境未来都市推進室の生野絵美氏より
『響灘ビオトープが今秋オープン』、
NPO法人メダカの学校かごしまの久本勝紘理事長より
『田んぼビオトープ〜メダカの学校の22年〜』と題する 発表が行われました。
*子どもたちによる終わりのあいさつ 最後に、パネルディスカッションが行われ、
シンポジウムが終わった17時過ぎに日本
めだかトラスト協会総会が開かれました。 *パネルディスカッションの様子 夜は温泉ホテル中原別荘において、120人が参加して
盛大な交流会が行われ、参加者の懇親が深まりました。
*地元鹿児島料理がとても美味しかった懇親会会場の様子。
2012.08.18 Saturday
ヤイロの日イベント☆ 8月16日
1937年に高知県でヤイロチョウの繁殖が確認されて 70年目にあたる2007年の8月16日を「ヤイロチョウの日」に制定。 その第6回目にあたる2012年8月16日に、 高知市立動物園「わんぱーくこうちアニマルランド」で 『ヤイロチョウの日』記念イベントとして 『ヤイロチョウの観察と工作教室』を開催しました。 行事には親子39人が参加し、動物園で保護飼育されている 生きたヤイロチョウを観察し、その後、親子たちは木工の ヤイロチョウの作品づくりや塗り絵に挑戦しました。 この行事の様子やヤイロチョウのバッジがプレゼントされる 「ヤイロチョウ保護基金」の告知は、この日の夕方の 高知放送テレビニュースで放映されました。 2012年8月16日 たきたろう 2012.08.06 Monday
8月の番小屋周辺の生き物たち3。
4日夜に開かれた理事会も無事に終了!
また番小屋に戻って仕事をしています。 こちらは連日、雨が降ったり止んだりの日が続いています。 *ハグロトンボ♂の姿をよく見かけます。グリーンの金属光沢が美しい。 *似てるけど羽色がちと違うミヤマカワトンボ♂。 *吸水していたカラスアゲハ。アオスジアゲハと縄張り争いの追いかけっこ。 *オレンジコスモスにやってきたツマグロヒョウモン♂。 *番小屋前のU字溝で飛び跳ねていた小さなトノサマガエル。 *「私の指輪」と私が勝手に呼んでいる 美しいグリーンのクモ、サツマノミダマシ。 *歩いていたら前を横切っていったオオゴキブリは森林性のゴキブリで 自然度の高い場所に住み、朽ち木を食べている。 しら 2012.08.04 Saturday
8月の番小屋周辺の生き物たち2。
今日も番小屋周辺の生きもの調査に歩きました。
野鳥は昨日よりも少なくて10種でした。 ウグイス、ハシブトガラス、ホオジロ、ヒヨドリ、キジバト、 コジュケイ、メジロ、カワラヒワ、ヤマガラ、シジュウカラ。 *道を歩いているとメスに噛み付くオスのカナヘビを発見! ◎交尾の準備が出来たメスは、後ろ足の付け根から臭いを出します。 オスはメスの後ろ足の付け根の臭いを舌で確かめ、 メスが交尾できる状態あることを確信するとメスに噛み付くそうです☆ *こちらはひなたぼっこしていたカナヘビ。 *羊の毛のような白い毛むくじゃらの幼虫を発見! 調べてみると、アゲハモドキの幼虫でした。 成虫はほんとに蝶そっくり、実物を見てみたい。 毒を持ち捕食者に襲われにくいジャコウアゲハの雌に擬態していると云われています。 *こちらはニホントカゲの幼体。ブルーのしっぽが魅力的! カサコソ音がして立ち止まると、この子があちこち歩いていました。 *番小屋のある下道周辺では時々雨が降って、けっこう涼しい〜☆ しら 2012.08.03 Friday
8月の番小屋周辺の生き物たち1。
猛暑の日本列島です。
みなさんの地域ではいかがですか? 金沢から高知に着くと、あらっ、こちらの方が過ごしやすい! そして、番小屋に到着するともっと涼しい〜♪ *夕刻の四万十川。 南国に来るので暑さに耐えられるのか?と怯えていたのに 雨も降らずに湿度がめちゃ高い金沢は、 こちらから改めて眺めてみると、まるで地獄のよう。 今も金沢の友人から電話があり、「暑くて死にそう」だと云う。 金沢では暑さのため中断していた生きもの探しのお散歩。 こちらでは、いつものように番小屋周辺を 「野鳥&生きもの調査」で一人散策しました。 何しろ環境が違うので出合える生きものたちも違います。 今日もいろんな出合いにドキドキわくわくでした。 *ヤイロチョウ森の家の裏にいた大きなコガネグモ。 鹿児島などでは町おこしでクモを戦わせる「クモ合戦」を やっているという。一度見てみたい! *番小屋の入り口そばで見つけたコガネグモの卵嚢。 親は秋までに死んでしまうという。 *ちょっと羽はボロだったけど、それでも美しいムラサキシジミ。 金沢ではなかなかお目にかかれない蝶。 *今日は建築家の佐藤氏と打ち合わせ。轟公園で見つけたカブトムシの頭。 犯人はアオバズクかブッポウソウか? *イヌビワの実が色づいてきました。試しに黒い実をひとつ かじってみましたが、まだ味がしなかったです。 このイヌビワも北陸では見かけない木です。 今日の野鳥・・・ウグイス、キジバト、カワラヒワ、ホオジロ、メジロ、 ヒヨドリ、コジュケイ、キセキレイ、ツバメ(若)、ハシブトガラス、 カケス、シジュウカラ、アオサギ、ハシボソガラス 14種 *真夏は野鳥たちの姿がなかなか見れない寂しい季節です。 しら |
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