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2013.08.22 Thursday
ヤイロチョウ情報。
まだまだ、猛暑が続く高知県の四万十ヤイロチョウの森より 最近の森の情報をお便りします。 8月8日6時30分頃、ヤイロチョウの若鳥が木屋が内トンネル内に 一時的に保護されたという情報がよせられました。 *保護された時に写された写真。 ヤイロチョウは巣立ち後1カ月くらい経つと、 若鳥が親鳥と同じような声でさえずりの練習をはじめますが、 本日の午前5時30分頃、地元の方からケヤキ谷で5〜6声、 ヤイロチョウのさえずりが聞こえたという連絡がありました。 やや、速いテンポで鳴いていたというので、 若鳥の鳴き声の可能性が高いと思います。 また、逆算すると、今朝鳴いていたヤイロチョウ(の若鳥)は、 ケヤキ谷で7月20日頃に巣立った可能性があります。
2013年8月21日 たきたろう 2013.08.19 Monday
モモンガ、現わる。
今日の間伐丸太を使ったアート作品作りにあわせて、エコツアーガイド養成講座受講生で電柱のぼりのプロだった西明広さんに来ていただき、古い巣箱の点検、移動などを行いました。 最初に、森の番小屋横に設置してあったブッポウソウ用の巣箱(今年、ヘビに卵を食べられたものと推定)を、土地所有者の許可を得て谷の向こうの水田あぜ道の鋼管柱に移動しました。この鋼管柱ならば、すべって足場が無いためヘビが登れない可能性が高いと思われます。 次に、ムササビが利用していた壊れた巣箱を下ろして修理しようとケヤキ谷に出かけたところ、その巣箱はスズメバチが営巣していて断念。 その奥の杉の木に設置したムクドリ用巣箱(出入り口穴の直径4,5センチ)を点検したところ、中からモモンガが飛び出して2メートル上の幹に止まりました。点検作業を中止して下から見ていると、5分後に木の幹をUターンして巣箱に戻っていきました。そのまま逃げだしていかずにすぐに戻ってきたことから推測すると、巣箱の中に幼い子供がいる可能性がありますが、夜間に再調査することにしてこの日は引き上げました。 ケヤキ谷の入り口に設置したムササビ用の巣箱にはコケが敷かれ、隅に白い獣毛などを敷き詰めた丸い皿形の巣がありました。どうやら、この巣箱はシジュウカラかヤマガラが利用したようです。 最後に、ヤイロ山荘前の道路脇に設置した巣箱を点検したところ、ここは何も利用した形跡がありませんでした。近くの林でムササビが活動していた実績もありますので、何故、ここを利用しなかったのか(人通りのある舗装道路の脇という立地、または、西日があたる場所で居心地が悪かった?)原因は不明です。 *モモンガやムササビは夜行性のため夜に調査しなくてはなりません。 夜の調査に参加したい方は、協会事務局までお問い合わせください。 2013年8月18日 2013.08.18 Sunday
森と水辺のエコツアー3。
木で『森の生きもの』をテーマに作りました。 いろんな形のものの中から好きなものを選んで、創作〜☆ さて、どんな生きものたちが生まれてくるのでしょうか。 *チェーンソーアートの山本さんを講師に迎えて、手伝っていただきました。 山本さんはウサギやキツネやフクロウをチェンソーを使って制作。 *高校三年生の井上くんは大きなミミズクを作り、迫力満点! 他にもカッパやフクロウ、ウサギにシカにサルにタカなど たくさんの生きものが出来上がりました〜☆ *午後からは巣箱作りにも挑戦!猛暑となりましたが、 それにもめげずにみんなとても頑張って作りました。 *最後にみんなで記念撮影。 番小屋前はとてもにぎやかになりました。 みなさんもぜひ、たくさんの力作を見に来てくださいね〜! 3日間参加された大阪在住の孔さんは中国山東省出身。 今回は、アジアの留学生との交流事業で参加していただきました。 好奇心いっぱいの笑顔が素敵な女性でした。 参加されて「とても楽しかったです!」と名残惜しそうでした。 また、会えたらいいですね〜☆ *今朝は早朝5時過ぎから孔さんをガイドして 森の番小屋のある下道地区を回って朝の自然観察を楽しみました。 アオバズクが二羽、夜明けからよく鳴いていました。 (報告:しら) 2013.08.17 Saturday
森と水辺の親子エコツアー2。
*目的地に着いて自己紹介。好きな夏の食べ物を紹介し合いました。 今日のスケジュールは、午前中に 久木の風景林のある四万十川支流中津川で生きもの探し。 水の透明度がマリンブルーで足を入れると 冷たくて気持ちのいい場所でした。 *魚はすばっしこくてなかなか捕らえることができません。 *最後に川の中でみんなで記念撮影。 午後からはダム湖でカヤックに乗って生きもの観察。 カヤック初体験の参加者たちは大喜びでした。 ブルーが美しいイトトンボがたくさん飛んでいました。 最後に、印象に残った場面を絵日記に描いてもらいました。 *中国人の孔さんは中国語も披露してくれました。 今日もエコツアーを楽しめた一日でした。 明日はいよいよ夏休み最後の企画、 間伐材で巣箱や生きもの作りにチャレンジです。 (報告:しら) 2013.08.16 Friday
森と水辺の親子エコツアー1。
今日から三日間にわたって行われる 森と水辺の親子エコツアーが始まりました。 今日は、集合して自己紹介をしてから ヤイロチョウのトラストの森の説明を聞いたあと、 四万十町下道地区にあるウォーキングトレイルを歩きました。 子どもたちは、虫網や虫かごを持ってご機嫌! 大きなナナフシやハグロトンボ、カナヘビなどを捕まえながら歩きました。 *ほら、こんなに大きなナナフシ。茶色型ですね。 約1時間ほど歩いて休憩所に到着。 ここでは川やダム湖に入って水辺の生きもの探しをしました。 番小屋のお庭の柿の木を見て、 無性に作りたくなった柿の葉寿司は私の十八番。 石川県でも父の実家のある加賀地方に伝わるお寿司です。 昨夜みんなに食べてもらおうと作ってそのまま一晩押しました。 高知県で柿の葉寿司は珍しいらしく、大好評でした。 ダム湖では、74羽のカワウを確認。 こんなに多くのカワウをここで見たのは初めてでした。 (報告:しら) 2013.08.16 Friday
中土佐町で看板除幕式。
*そばにせせらぎのある風通りのいい場所でした。 看板のすぐそばには、この地域の番人・林幸生さんの炭焼き小屋があります。 林さんは協会の呼びかけで、ヤイロチョウの情報を知らせてくれたときから、 ヤイロチュウつながりの方です。そのご縁がいつの間にか、 ヤイロチョウ保護のトラスト地となって実を結びました。 *看板が設置されてとてもうれしそうな林さん。 *林さんの手作りの炭焼き窯。 *町役場の取材も訪れて、みんなで記念撮影をしました。 山を譲渡してくださった池田さんは、急用で来れなくなったらしく残念。 林さんは、これからもヤイロチョウの森の番人として 活躍してくださることでしょう。 (報告:しら) 2013.08.14 Wednesday
村の水源地に咲く、イワタバコの花。
7時前後にブッポウソウが1羽、巣箱の近くに飛来してゲゲゲーと鳴いた。 昨日は8時前後だったから、飛来時間が1時間早い。 どこかに向かう途中で立ち寄っているものと思われる。 猛暑が続く四万十町です。 今日は次回の行事の仕込みと下見を兼ねて各地に出かけました。 最初に7月に舗装が完成したという、下道の水源の谷に出かけました。 そこは、猛暑を吹き飛ばす涼しさで、 イワタバコの小さな紫色の花が咲いていました。
次に、ケヤキ谷に出かけて、丸木橋の上と観察小屋の山手側に アメリカ製の無人カメラを設定しました。 丸木橋の下の谷川では小魚が泳いでいました。 ヒラタクワガタ♀を見つけました。 その後、道の駅の下の四万十川の河原や、支流の久木の森風景林の川を視察しました。 最後に木屋が内の沈下橋を渡り、ジュウイチが巣立ったオオルリの巣を観察しました。 雨が降らないので、巣に使われたコケもすっかり乾燥していました。 この他、森林組合の集成材工場で、間伐アートに使う端切れを貰ってきました。 8月12日〜13日に開催した紙芝居ワークショップが終わり、 8月16日〜18日に開催する森と水辺のエコスクールの準備を進めた一日でした。 2013年8月14日 たきたろう 2013.08.13 Tuesday
紙芝居ワークショップ2。
今朝は5時に番小屋を出発して、3名で
四万十川の沈下橋近くで生きもの調査をしました。
四万十川の夜明けの風景。 場所は、森林鉄道跡の木屋ケ内トンネル。天井をライトで 照らしながら歩くと、モモジロコウモリが3匹見つかりました。 この近くで、先日ヤイロチョウの若鳥が一時保護されたそうです。 この日は、ヤイロチョウの声は確認できませんでした。 *この季節の野外は、鳥の声よりセミの声が大きい。 さて、今日は昨日の続きの紙芝居ワークショップ。 昨日は18枚の場面の文章を吟味しながら読み合わせ、 ラフスケッチを描きました。今日は三人で分担した場面を それぞれ画用紙に下描きしました。 *出来上がった下描き場面をみんなで順に読み合わせしました。 *暑い中、何とか表紙を入れて19枚の紙芝居の下絵が出来上がりました。 なかなかの大作となりました。 *最後に番小屋前でみんなで記念撮影〜☆(会長、土居さん、白川) みなさま、猛暑の中、本当にお疲れさまでした! 報告:しら 2013.08.12 Monday
紙芝居ワークショップ。
今日から『紙芝居ワークショップ』が始まった。 参加者は講師の白川郁栄さんを含めて3人。 テーマは『ヤイロチョウの森を守ろう!』、 たきたろうがナショナルトラストでヤイロチョウの森を保全してきた歩みを紹介し、 ストーリーを18コマのラフに仕上げました。 写真は、ラフについて説明する講師の白川郁栄さん。 2013年8月12日 たきたろう
2013.08.09 Friday
ヤイロチョウ、カワウソ情報あり〜☆
*四万十川の目撃地点を調査しました。 昨日は、朝から四万十町でヤイロチョウ保護したという電話がありました。 話を聞くとトンネル内に迷い込んだヤイロチョウの若鳥らしい。 元気だというので安全な場所に放すように依頼。 今度は、池田十三生副会長から 「昨夜、四万十川でカワウソらしい動物を目撃した人がいる」という情報があり、 わたしと待ち合わせて目撃地点の河原を調査。 残念ながら痕跡は見つからず。 近いうちに広範囲な捜索することにして森の番小屋に移動。 熱波の森の番小屋で宿泊。 早朝になっても26度もありました。あまりの暑さに、 番小屋自慢の「横井戸」の椅子に座ってスイカをほおばる。 今朝も近くの巣箱にブッポウソウが一羽飛来。 ゲゲッと鳴いてすぐに飛び去りました。 猛暑の四万十ヤイロチョウの森ですが、 来週から紙芝居ワークショップと森と水辺の親子エコツアーがはじまります。 今からでも参加されたい方は、事務局までお申込み下さい。 夏の自然を思いきり味わいましょう! 2013年8月9日 |
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