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2013.08.19 Monday
モモンガ、現わる。
今日の間伐丸太を使ったアート作品作りにあわせて、エコツアーガイド養成講座受講生で電柱のぼりのプロだった西明広さんに来ていただき、古い巣箱の点検、移動などを行いました。 最初に、森の番小屋横に設置してあったブッポウソウ用の巣箱(今年、ヘビに卵を食べられたものと推定)を、土地所有者の許可を得て谷の向こうの水田あぜ道の鋼管柱に移動しました。この鋼管柱ならば、すべって足場が無いためヘビが登れない可能性が高いと思われます。 次に、ムササビが利用していた壊れた巣箱を下ろして修理しようとケヤキ谷に出かけたところ、その巣箱はスズメバチが営巣していて断念。 その奥の杉の木に設置したムクドリ用巣箱(出入り口穴の直径4,5センチ)を点検したところ、中からモモンガが飛び出して2メートル上の幹に止まりました。点検作業を中止して下から見ていると、5分後に木の幹をUターンして巣箱に戻っていきました。そのまま逃げだしていかずにすぐに戻ってきたことから推測すると、巣箱の中に幼い子供がいる可能性がありますが、夜間に再調査することにしてこの日は引き上げました。 ケヤキ谷の入り口に設置したムササビ用の巣箱にはコケが敷かれ、隅に白い獣毛などを敷き詰めた丸い皿形の巣がありました。どうやら、この巣箱はシジュウカラかヤマガラが利用したようです。 最後に、ヤイロ山荘前の道路脇に設置した巣箱を点検したところ、ここは何も利用した形跡がありませんでした。近くの林でムササビが活動していた実績もありますので、何故、ここを利用しなかったのか(人通りのある舗装道路の脇という立地、または、西日があたる場所で居心地が悪かった?)原因は不明です。 *モモンガやムササビは夜行性のため夜に調査しなくてはなりません。 夜の調査に参加したい方は、協会事務局までお問い合わせください。 2013年8月18日 2013.03.02 Saturday
ウソのうそのような食べっぷり。
私のお散歩道・金沢の卯辰山では、
この冬、ウソがよく見られます。 フィフィフィと高い笛のような声が聞こえたら とてもうれしくなります。 ホッペの赤色がかわいい!(♂) しかし、このウソたちの食欲は半端ではないようで・・・。 雪の上には、無数の桜の花芽を食べた跡が散らばっています。 思わず桜の木を見上げると,桜の花芽がほとんど消えています。 ウソか、桜の花か?あなたならどっちを選びますか? *そして、こんなにきれいな羽を拾いました。 羽の先が青色に輝いています。 何の鳥の羽かな?今度、調べてみましょう。 ●羽図鑑で調べたらこの羽は「シメ」の初列風切羽でした。 「先端部は異状な形をしていて光沢のある紺黒色の美しい羽を持っている」 とありました。 しら 2013.02.16 Saturday
あなたのきっかけ鳥は?
*川の向こう岸にいたカワセミ。私のカメラで26倍ズームにしてやっとこの姿。 私は野鳥が好きで20代の頃から野鳥を観察していますが、 そのきっかけになった鳥は、実家近くの浅野川で出会った「カワセミ」でした。 1羽のカワセミが私の意識をずいぶんと変えてくれました。 野鳥好きの人には同じように、野鳥好きになる きっかけになった鳥がいるようですが、 それを「きっかけ鳥」と呼んでいます。 *冬の常連さん、カワアイサ♂。 昨日は浅野川でスイスイと泳いでいるカワアイサを見ていたら その後ろにカワセミの姿を見つけました。 下のクチバシが赤いので♀だと思います。 いつもは一瞬で飛んで行ってしまうのですが この日はのんびりここで川面とにらめっこをしていました。 いつまでも身じかにいてほしい野鳥です〜☆ しら 2013.01.21 Monday
事務局周辺の身近かな冬の野鳥たち。
ムクドリやツグミ、メジロやヒヨドリが目立ちました。 今日20日の午前中、久しぶりに出かけた鶴田公園には、 ジョウビタキのメスが1羽、植込みの間で餌をさがしていました。 昨日19日は、大阪で開かれた日本ツル・コウノトリネットワークの 会合に日帰りで出かけてきました。 たきたろう 2013.01.05 Saturday
クマタカ、放鳥の試み。
*クチバシの付根の白い毛は捕獲時の怪我? 午後2時30分に、クマタカが保護されている学校跡地のグラウンドに、 地元の人々や、NPOいなかパイプの人たち、高知新聞の記者、 ケーブルテレビカメラマン、鹿児島から記録撮影のためにビデオカメラを持って 駆け付けた新村さんたちが集まりました。 この日は、野生鳥獣救護の専門獣医の山崎さんに来てもらい、 クマタカのけがの程度が軽い場合は放鳥することにしたのです。 外見からは、左翼風切羽が1枚折れ曲がっていたことや、 嘴の付根に(傷ついて出てきた羽毛?)白い羽毛が目立っていたものの、 骨折している様子は伺われなかったので、飛べなかった場合は再捕獲して 高知市の動物園で回復させることにして、飼育小屋の扉を開けて放鳥しました。 クマタカは小屋から1mくらい歩いた後で飛び立って、 校庭を30mくらい1mくらいの高さで羽ばたいて低く飛びましたが、 左にバランスを崩して崖下に着地しました。 そのため網で再捕獲して、鳥インフルエンザの簡易検査をしたところ陰性と判断。 段ボール箱に入れて高知市の動物園に運んでいきました。 その結果、体重が2,7キロのオスと推定されました。 クマタカの場合、飛ぶのに大事な役割を果たす初列風切羽が7枚あるのですが、 そのうち5枚が途中で折れ曲がっていたりしたことが、 今日はうまく飛べなかった原因と考えられます。 *ダンボール箱に入れて,高知市の動物園に運ばれるクマタカ。 おそらく、1か月前後かかると思いますが、 動物園で体力と風切羽の回復を待ち、 その後に捕獲された場所で再放鳥される予定です。 2013年1月4日 たきたろう 2013.01.02 Wednesday
ニワトリ小屋を襲ったクマタカ。
年の瀬の12月31日、四万十町の某所でニワトリ小屋に侵入した 大きな鳥が保護されたという連絡を受けて、1月2日、 保護されている古いウサギやニワトリの飼育施設に出かけました。 クマタカの習性に詳しい愛媛県愛南町の 楠木憲一さんに連絡して確認したところ、 それは、おそらくはオスと思われる (一般的にワシタカの仲間はオスのほうがメスより小さい) 成鳥のクマタカ(国や高知県の絶滅危惧種)でした。 捕獲された時にクマタカはほとんど意識を失っていたということなので、 大怪我をしている可能性がありますが、現在は与えたシカ肉を食べるほどに 回復していました。獣医さんに怪我の状況を見てもらい、 1月4日に県の担当課に対処法を相談した上で、 一日も早く放鳥したいと考えています。 2013年1月2日 たきたろう 2012.10.02 Tuesday
桂浜に続く海辺とイソヒヨドリ。
朝の散歩で高知市長浜の自宅から 南へ1キロ歩くと広大な太平洋が広がっています。 高知大学南冥寮の寮歌『豪気節』に 「この浜寄せる大波はカリフォルニアの岸をうつ、そいつぁ豪気だね〜」 という一節がありますが、月の名所で知られる桂浜は、 わたしの立っている場所からさらに1キロ東 (写真の左に見える岬を回ったところ)にあります。 堤防のコンクリート擁壁の上には、イソヒヨドリの♀ (または、今年生まれのオスの若鳥)が2羽、並んで餌をさがしていました。 10月2日(火) たきたろう 2012.06.24 Sunday
ヒナ鳥を拾わないでね☆
*弱っているヒナがいた!と我家に持ち込まれた巣立ちビナ。 見たときはもうご臨終だった。小さな小鳥なのかと思っていたら ドバト(伝書鳩が野生化したもの)の巣立ちビナらしかった。 そこでよく起こるのが、誘拐事件。 私のところにも「ヒナ鳥を拾ったけどどうしたらいい?」というお尋ねが。 「親鳥が近くにいるので元に戻してね!」というのだけれど 「車に惹かれそうだから」「猫にやられそう」、 などと考えて拾ってしまうらしい。 親鳥にしたら誘拐されたも同然! 野鳥の子育ては野鳥に任せるのが一番です。 巣立ったヒナはしばらくの間、親に面倒を見てもらいながら社会勉強の時期。 できるならそっと見守ってあげてほしいな☆ しら 2012.06.24 Sunday
虫たちの命輝く季節。
梅雨のうっとうしい日々が続きますが、
私のお散歩道では、たくさんの虫たちに会えてとても楽しい! 小さなカマキリにバッタやゾウムシなどなど。 *アゲハの幼虫はみなかわいい! これはカラスアゲハの幼虫。微妙な模様もすてき。 臭い匂いで威嚇、その匂いさえ好き♡ *アカスジシロコケガ♀。♂は斑点が左右に二個づつ。 そばに見えているのが空繭。幼虫は長い自分の毛を一本づつ 抜いて繭を編むと云う。工芸家だわ☆ *ヒゲコメツキ♂こちらも羽化したばかりかピッカピカの羽。 *クモの赤ちゃんの誕生!お知り合いによると カバキコマチグモではないかと云う。このクモ、葉を丸めて卵嚢を作り、 子グモは一回目の脱皮と同時に親グモを喰い尽くしてしまう特異な習性を持つ。 私が見つけたときは既に親グモの姿は無く、 これから子グモたちの冒険が始まります〜☆ しら 2012.06.17 Sunday
カルガモ、子育ての季節。
*金沢市の卯辰山菖蒲園ではアヤメが咲き出しました。 みなさんの地域ではいかがですか? 私のフィールドの浅野川では、カルガモの姿はよく見かけますが ヒナ連れを見たのは昨年が初めてでした。 *昨年、初めて見たヒナ連れのカルガモ☆ このときは三羽のヒナがお母さんと休んでいて とても可愛らしかったです。 昨日、見たのは11羽のヒナ連れのカルガモ。 カルガモは抱卵期から♀が一羽で子育てするみたいですが 11羽の面倒を見るのは大変でしょうね。 浅野川は、対岸まで10mくらいの小さな川なので、人との距離が近すぎ、 母カルガモは何だか落ち着かないように見えました。 河岸は犬連れの人や散歩、ジョギングの人たちが利用しています。 みんな無事に大きくなぁれ〜☆ *こんなに雨が似合う花も珍しい。 6月17日 しら |
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